スマホの中に1年分の写真が溜まっている。
形に残したいと思ってフォトブック作成を始めたものの、写真を選ぶ段階で止まってしまった——
これは非常によくあるパターンです。
止まる原因は、写真が多いことそのものではありません。
「残したい写真同士を比べて、どちらかを諦める」という判断を何度も繰り返すことが、消耗の正体です。
この記事では、その消耗を避けながら1年分をまとめる進め方を整理します。
まずページ数を決める(ここで進み方が変わる)
意外に思われるかもしれませんが、写真を選ぶ前にページ数を決めたほうがスムーズに進みます。
ページ数によって、作業の性質が変わるためです。
- 30〜40ページ:厳選してまとめる
ベストショット中心の、すっきりした仕上がりになります。
ただし作業は「引き算」です。
1枚追加するたびに、別の1枚を削る判断が必要になります。
仕上がりは美しくなりますが、選ぶ作業の負荷は高めです。- 64ページ前後:削らずに残す
連続した写真やサブカットも入れられるので、作業は「足し算」になります。
残したい写真を順番に入れていくだけで進むため、途中で止まりにくいのはこちらです。
初めて作る場合や、過去に写真選びで挫折した経験がある場合は、ページ数が多いほうを選ぶことをおすすめします。
「厳選しなければ」という前提が、そもそもの障害になっているケースが多いためです。
レイアウトは「1ページ1枚」にすると迷わない
フォトブック作成でもうひとつ時間を取られるのが、レイアウト選びです。
1ページに何枚配置するか、どう組み合わせるかを毎回考えているとそれだけで疲れます。
1ページ1枚に固定してしまうと、この判断が丸ごと消えます。
写真を順番に流し込むだけで完成するので、作業時間が大幅に短くなります。
見た目も自然と統一されますよ。
複数枚を組み合わせたレイアウトは、慣れてから・あるいは特に思い入れのあるページだけに使う、という考え方で十分です。
写真を選ぶときの実践的な手順
月ごと、あるいは出来事ごとに区切ります。1年を通した流れが残ると、後から見返したときに記憶がつながります。
「この月から5枚」のように先に枠を決めると、比較の判断が大幅に減ります。
ここで立ち止まらないことが最も重要です。64ページなら両方入れられます。
目的は「何があった年か」を残すことです。ベストショットだけを集めた作品集にする必要はありません。
注文前に確認したい3つのこと
画質
スマホで撮った写真は、そのままなら通常問題ありません。
ただし、拡大トリミングした写真やスクリーンショットは、印刷すると粗さが目立つことがあります。
サービス側で低解像度の警告が出る場合は従ってください。
トリミングと余白
写真の縦横比とページの比率が違う場合、端が切れることがあります。
人物の頭や足が切れていないか、プレビューで確認してください。
納期
年末や年度末は注文が集中し、通常より時間がかかることがあります。
贈り物にする予定がある場合は、余裕を持って注文してくださいね。
続けるなら「毎年同じ形式」がおすすめ
1年分を1冊にまとめる形式は、続けると効果が大きくなります。
同じサイズ、同じページ数で毎年作っていくと、並べたときに書棚の景観が揃い、何年分あるかも一目でわかります。
年末の恒例行事として組み込んでしまうと、「そのうちやろう」で終わらずに済みます。
なお、写真そのものの整理がまだ済んでいない場合は、先に不要な写真を減らしておくと選ぶ作業が軽くなりますよ。
アプリを使わない整理方法は、別記事「スマホの写真整理はアプリなしでできる」でまとめています。

まとめ
1年分の写真をフォトブックにまとめるコツは、先にページ数を決め、1ページ1枚に固定し、月ごとに枚数の枠を設けることです。
選ぶ作業が重く感じるのは、写真の多さではなく比較と取捨の判断が原因です。
ページ数に余裕を持たせて「足し算」で進められるようにすれば、途中で止まらずに完成まで到達できますよ。
よくある質問
何枚くらい写真があれば1冊作れますか?
サービスとページ数によりますが、1ページ1枚なら選んだページ数と同じ枚数で足ります。
逆に、写真が少なくても大きく引き伸ばして使えるので、枚数が足りずに作れないということはほとんどありません。
縦向きと横向きの写真が混ざっていても大丈夫ですか?
問題ありません。
ただし仕上がりの統一感を重視する場合は、向きを揃えるか、レイアウトで調整できるサービスを選ぶといいですね。












