スマートホームに興味はあるけれど、製品が多すぎて何から買えばいいのかわからない!
——これは最初につまずくポイントです。
しかも、あれこれ揃えると数万円かかりますし、一人暮らしのワンルームではオーバースペックなものも多くあります。
結論から言うと、一人暮らしなら最初は3つで十分です。
この記事では、その3つを買うべき順番と理由つきで紹介します。
すべて工事不要で、賃貸でも問題なく使えるものだけを選びました。
1つ目:スマートリモコン(最優先)
最初の1台としてもっとも効果が大きいのが、スマートリモコンです。
赤外線リモコンで操作している家電——エアコン、照明、テレビ、扇風機など——を、これ1台でまとめてスマホから操作できるようになります。
一人暮らしのワンルームは、そもそも部屋にある家電の数が限られています。
だからこそ、1台で複数の家電を一気にスマート化できるリモコン型は費用対効果が突出して高いのです。
できることの例を挙げると、外出先から帰宅前にエアコンをつける、寝る前にベッドの中から照明を消す、「朝7時に暖房をつける」といったスケジュール設定をする、などです。
特に冬の朝、布団から出る前に暖房を入れられるのは、体感としてかなり大きい変化になります。
2つ目:スマートプラグ
次に足したいのがスマートプラグです。コンセントとの間に挟むだけで、そこに挿した家電の電源をアプリや音声でオン・オフできるようになります。
スマートリモコンでカバーできるのは赤外線リモコン対応の家電だけですが、プラグ式なら「スイッチを入れっぱなしにしておけば動く家電」ならほぼ何でもスマート化できます。
電気ケトル、間接照明、加湿器、こたつ、電気毛布などが対象です。
1個1,000〜2,000円程度と安いので、まず1個試して便利さを実感してから買い足すのがおすすめです。「消し忘れが不安な家電」に付けておくと、外出先から確認して消せるので安心感があります。
3つ目:スマートスピーカー
3つ目に、音声操作の中心となるスマートスピーカーです。
「エアコンつけて」「電気消して」と声だけで操作できるようになります。
これを3番目にしているのには理由があります。
スピーカーがなくても、1つ目・2つ目はスマホアプリだけで十分使えるからです。
まず生活が便利になることを実感してから、最後の仕上げとして音声操作を足すほうが無駄になりません。
一方で、手が濡れているとき、料理中、布団に入ったあとなど、スマホを取り出すのが面倒な場面では音声操作が圧倒的に楽です。
スピーカーを導入すると、複数の機器をまとめて動かす設定(「おやすみ」の一言で照明とエアコンを同時に操作するなど)も組みやすくなります。
4つ目以降を考えるなら
3つで物足りなくなったら、次の候補は用途によって変わります。
玄関まわりの利便性を上げたいならスマートロック、細かい自動化をしたいなら人感センサーやドアセンサー、照明の色や明るさを変えたいならスマート電球、といった具合です。
賃貸でスマートロックを検討する場合は、穴あけ不要のタイプを選ぶ必要があります。
詳しくは別記事「賃貸でも穴あけ不要のスマートロック」で解説しています。

よくある失敗:メーカーをバラバラに揃える
初心者がやりがちな失敗が、それぞれ評判の良い製品を別メーカーで買ってしまうことです。
メーカーが違うとアプリも別々になり、「照明はこのアプリ、プラグはあのアプリ」と操作が分散して、かえって面倒になります。
対策はシンプルで、最初に選ぶメーカーを1つに決め、そのシリーズで揃えることです。
あとから買い足すときも同じメーカーにしておけば、1つのアプリからまとめて操作でき、複数機器を連動させる設定も簡単になります。
まとめ
一人暮らしのスマートホームは、スマートリモコン→スマートプラグ→スマートスピーカーの順に3つ揃えれば十分に体感が変わります。
合計1万円前後から始められ、いずれも工事不要で退去時にそのまま持ち出せます。
メーカーを揃えることだけ意識して、まずは1台目から試してみてください。
よくある質問
賃貸でも問題なく使えますか?
今回紹介した3つは、いずれもコンセントに挿す・置くだけの製品なので、壁や設備に手を加える必要はありません。
退去時はそのまま外して持っていけます。
古いエアコンでも使えますか?
赤外線リモコンで操作するタイプであれば、年式が古くても使えることがほとんどです。
ただし、リモコンに液晶がなく信号方式が特殊な製品などは非対応の場合があるため、購入前にメーカーの対応機種リストを確認してください。