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レジンの表面がベタつく原因は5つ|未硬化を直す方法も解説

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ライトに当てて硬化させたはずなのに、触るとベタベタする。
レジンで最も多いつまずきがこれです。

ベタつきの正体は未硬化のレジンです。
つまり「硬化しきっていない」か「硬化が邪魔されている」かのどちらか。

原因は5つに絞れます。症状の出方を見れば切り分けられますよ。

原因1:硬化時間・光量が足りない

いちばん多い原因です。

UV-LEDライトの場合

出力(W数)と照射距離で必要な時間が変わります。
低出力のライトなら、説明書の時間より長めに当てる前提で考えてください。

作品をライトの中央に置き、途中で裏返して両面から当てると硬化ムラが減ります。

太陽光で硬化させる場合

季節・天候・時間帯で条件が大きく変わります。

夏の日中の屋外なら短時間で硬化しますが、冬の室内の窓際では、窓ガラスが紫外線をカットするため、何時間置いても硬化しないことがあります。
太陽光を使うなら、屋外で晴れた日の日中に。

もくじ

原因2:レジンを厚く流しすぎている

一度に厚く流すと、光が奥まで届かず、表面だけ固まって内部が液体のまま残ります。
あとから表面が沈んだり、ベタついたりする原因です。

厚みのある作品は、数回に分けて薄く重ね、その都度硬化させるのが基本です。
時間はかかりますが、確実です。

原因3:レジン液とライトの波長が合っていない

レジン液には「UVレジン」と「UV-LEDレジン」があり、対応する波長が異なります。
UV-LED対応と書かれたライトでも、出力波長が合っていないと硬化が進みません。

レジン液のパッケージに対応波長(405nm対応、など)が書かれているので、手持ちのライトの仕様と照らし合わせてください。
100均のレジン液と手持ちのライトの組み合わせで硬化しないというケースは、ここが原因のことがあります。

原因4:空気に触れている面は硬化しにくい

表面だけがベタつく場合、ほぼこれです。
レジンは空気中の酸素に触れる面で硬化が阻害される性質があります(酸素阻害)。
ぷっくりさせた作品の頂点だけがベタつくのは典型的なパターンです。

対策

  • 硬化中にクリアファイルやOPPシートを表面にかぶせ、空気を遮断する
  • 硬化後に薄くクリアレジンを重ね、もう一度硬化させる
  • 仕上げにUVレジン用のコーティング剤を使う

原因5:レジン液の状態・気温

開封から時間がたっている

保管中に劣化していることがあります。
直射日光の当たる場所に置いていた液は、ボトルの中で部分的に硬化が進んでいることも。

気温が低い

冬場は粘度が上がり、気泡も抜けにくくなります。
部屋を暖めてから作業してください。

二液性のエポキシレジンの場合

主剤と硬化剤の計量比がずれている、または混ぜ方が足りないと、時間がたっても硬化しません。
これはUVレジンとは原因がまったく違い、追加硬化では解決しません。

計量は目分量ではなく、はかりを使ってください。

症状から原因を切り分ける

症状考えられる原因
表面だけベタつく、中は固い酸素阻害(原因4)
全体が柔らかい、指で凹む光量・時間不足(原因1)/厚すぎ(原因2)
底や奥だけ柔らかい厚すぎ(原因2)/片面からしか当てていない
何時間当ててもまったく固まらない波長の不一致(原因3)/レジン液の劣化(原因5)
二液性で、翌日も液のまま計量比・混合不足(原因5)

ベタベタになった作品は救えるか

まず追加硬化を試す

ライトを当て直すだけで解決することが多いです。
時間を長めに、裏返しながら当ててみてください。

表面のベタつきを拭き取る

無水エタノールを含ませたキッチンペーパーで拭き取れます。
ただしこすりすぎると表面が白く曇ることがあるので、目立たない部分で試してから。

クリアレジンを薄く重ねる

拭き取ったあとに薄くクリアレジンを流し、シートをかぶせて硬化させると、つやのある表面に仕上がります。

諦めたほうがいいケース

二液性で計量比を間違えたものは、追加硬化でも固まりません。
時間をかけるより作り直すほうが早いです。

未硬化のレジンを扱うときの注意

硬化していないレジン液は、皮膚に付着するとアレルギー症状の原因になることがあるとされています。

  • 使い捨て手袋を使う
  • 換気をする
  • 付着したらすぐ拭き取り、洗い流す
  • 食器や食品に触れるものには使わない

ベタつきを素手で触って確認するというのが最もやりがちな行動なので、確認は手袋をしてからにしてください。

まとめ

ベタベタの原因は次の順に確認してください。

  • 表面だけか、全体かを見る(表面だけなら酸素阻害)
  • 厚く流していないか
  • レジン液とライトの波長が合っているか
  • レジン液が古くないか

ほとんどは追加硬化かクリアレジンの重ね塗りで救えます。
作り直す前に、まず一度ライトに当て直してみてくださいね。

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この記事を書いた人

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