ハンドメイドの中でも人気の高いUVレジン。
始めてみたいけれど、道具を一式そろえると数千円かかりそうで踏み出せない、という人も多いと思います。
結論から言うと、100円ショップの材料だけでもレジン作品は作れます。
ただし、いくつか知っておいたほうがいいことがあります。
この記事では、100均で揃うもの・揃いにくいものと、始める前に必ず押さえておきたい安全面の注意点をまとめました。
100均で揃う基本の材料
レジン作品を作るのに最低限必要なものは、ほとんど100円ショップで手に入ります。
UVレジン液
主要な100円ショップで扱いがあり、透明タイプのほか色付きのものも選べます。
容量は少なめなので、大きな作品を作る場合は複数本必要になります。
シリコンモールド(型)
星、ハート、丸型などの定番から、季節ものまで種類が豊富です。
柔らかいシリコン製なので、固まった作品を取り出しやすいのも利点です。
ミール皿・フレーム・アクセサリー金具
作品をキーホルダーやピアスに仕上げるためのパーツも、ひととおり揃います。
封入パーツ
ラメ、ドライフラワー、シェル、ビーズなど、作品の中に閉じ込める素材が充実しています。
むしろ100円ショップのほうが選択肢が多いくらいです。
ピンセット・つまようじ
気泡を取ったり、パーツの位置を調整したりするのに使います。
唯一の悩みどころは「UVライト」
レジン液を固めるには紫外線が必要です。
ここが100均だけで完結しにくい部分になります。
太陽光でも硬化はできます。
晴れた日に窓際や屋外に置いておけば固まりますが、天候と時間帯に左右され、冬場や曇りの日は時間がかかります。
「今日作って今日仕上げたい」という場合には向きません。
100円ショップでもUVライトが売られていることがありますが、小型で出力が控えめなものが多く、厚みのある作品では硬化に時間がかかります。
まず太陽光で試してみて、続けたいと思えたら専用のUVライトを買うという順番が無駄がありません。
【重要】始める前に知っておきたい安全対策
ここは100均かどうかに関係なく、レジンを扱うすべての人に共通する注意点です。
完全に硬化したレジンは無害ですが、液体の状態では取り扱いに注意が必要です。
硬化していないレジン液が皮膚に繰り返し触れると、かゆみ、発疹、水疱などのアレルギー症状(レジンアレルギー)を引き起こすことがあります。
症状は作業から数日後に出ることもあり、一度発症すると以降レジンを扱えなくなるケースもあります。
必ず守りたいのは次の3点です。
- 換気する
硬化時にガスが発生するため、窓を開けるか換気扇を回し、密閉した部屋で作業しない
- 手袋をする
ニトリル製のものが適しています
- 液が皮膚についたら
すぐに拭き取り、石けんで洗い流す
万が一目に入った場合は、大量の水で洗い流したうえで医師の診察を受けてください。
作業中に気分が悪くなったときは、すぐに中断して換気の良い場所に移動しましょう。
「たかが工作」と思われがちですが、ここを軽視すると趣味そのものを続けられなくなります。
最初に押さえておいてくださいね。
初心者がつまずきやすい3つのポイント
1. 気泡が入る
レジン液をゆっくり流し込み、つまようじで気泡を潰すか、表面に浮かせてから硬化させます。
液を勢いよく注ぐと気泡が増えます。
2. 表面がベタベタする
硬化不足が原因です。
光の当たる時間が足りていないか、厚く流しすぎている可能性があります。
厚みのある作品は、一度に流さず数回に分けて重ね硬化させると失敗しにくくなります。
3. ホコリが入る
作業中に空気中のホコリが付着します。
硬化させる間は、透明なケースをかぶせておくと防げます。
まとめ
レジンは100円ショップの材料だけでも十分に始められます。
足りないのはUVライトだけで、これも最初は太陽光で代用できます。
まずは小さなモールドで1つ作ってみて、続けたければ道具を足していく。
この進め方なら、初期費用をほとんどかけずに試せます。
ただし、換気と手袋だけは最初から徹底してください。
レジンアレルギーは、始めたばかりの人ほど軽視しやすい落とし穴です。
よくある質問
100均のレジン液は品質が悪いですか?
一般的な小物作りであれば問題なく使えます。
ただし、専用品と比べると黄変しやすい、粘度が高め、といった違いが出ることはあります。
まず試す用途としては十分です。
太陽光での硬化にはどのくらい時間がかかりますか?
天候と季節、作品の厚みによって大きく変わります。
夏の晴天なら数十分で固まることもありますが、冬や曇りの日は数時間かかることもあります。
表面を触って確認するときは、必ず手袋をしてください。










